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ミュージカルワークショップ 2015

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今年もやってます、川崎市アートセンターでのミュージカルワークショップ。ついに今年で3年目。「自然」「宇宙」と続き、今年のテーマは「平和」。70年前にナガサキに原爆が落された今日、6歳から60歳ぐらい?の参加者が40名が、平和について歌い、語り、平和を祈って踊ります。稽古を見ているだけで痺れます。

我らがcompany maのメンバーも総動員で参加しています。

ミュージカルワークショップ発表会
http://kawasaki-ac.jp/th/theater/detail.php?id=000126

8月9日(日)川崎市アートセンターにて
開場 12:40
開演 チーム①13:00 /チーム②14:00



心揺さぶられてます・・・。

company ma 旗揚げ公演「雨ニモ負ケズ」

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いよいよです。
満を持して、我らがcompany ma / 劇団「間」が旗揚げ公演を行います。 

イギリスの演出家、アメリカの演出家、イスラエルの演出家、ドイツの芸術監督、フィリピンの芸術監督、アイスランドやセルビアやオーストリアや韓国やアルゼンチンの演劇仲間や、ポーランドやノルウェーやアメリカや日本にいる昔からの共に学んだ仲間や、先輩や後輩や飲み仲間や、かつての大家さんや恩師や、多くの友人にずっと言われてきました、「いつになったら自分のカンパニー(劇団)始めるんだ」と。

ありがたや。

はい。始めます。いや、始めました。

表参道のギャラリーや、茅ヶ崎の小学校で。
少しずつ活動を始めた、company ma。

http://company-ma.com





















その旗揚げ公演です。

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company ma 劇団「間」旗揚げ公演
主催・NPO法人 KAWASAKIアーツ

雨ニモ負ケズ

2015.9.21(月・祝) 19:00
22(火・祝) 13:00/17:00
23(水・祝) 13:00/17:00

川崎市アートセンター アルテリオ小劇場
http://kawasaki-ac.jp/th/theater/detail.php?id=000129
神奈川県川崎市麻生区万福寺6-7-1
TEL 044-955-0107
小田急線新百合ケ丘駅北口徒歩3分 

チケット(全席自由・税込/当日500円増):
一般 3,500円
大学生 2,500円
中高生 2,000円
小学生 1,000円
*未就学児以下無料

チケット予約:
こりっち http://stage.corich.jp
company ma  劇団「間」ticket@company-ma.com
NPO法人 KAWASAKIアーツ TEL:044-953-7652 (月〜金 10:00~18:00)


構成・演出  大谷 賢治郎
照明  鷲崎 淳一郎
音楽  青柳 拓次
音響  坂口 野花
宣伝美術  大谷 賢治郎,  八木 克人

出演  古舘 一也
          大谷 恵理子
          原田 亮
          土井 真波(劇団銅鑼)
    森山 蓉子(劇団わが町)


制作  田事務所
提携  川崎市アートセンター

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「子どもが笑えば世界は笑う」
小さい頃、チャップリンが好きだった。コトバを使わずに伝わってくる物語。世界に通ずる「笑い」という武器。家や学校でいつも彼の真似をしていた。一方、宮澤賢治が紡ぐ不思議なコトバが好きだった。必ずしも理論的ではないコトバから見えてくる風景。聞こえてくる音。チャップリンも宮澤賢治も想像力の自由を教えてくれた。と、僕らは稽古場で語り合いながら、「もしチャップリンが宮澤賢治に会っていたら」と妄想しつつ、台本のない作品づくりをしている。せっかくの旗揚げ公演、僕たちが好きなことを好きな形で伝えたい。子どもたちに。もちろん、大人たちにも。「子どもが笑えば、世界は笑う」と言う。ならば世界が笑えるように子どもを笑わせたい。そんな演劇活動ができるよう、本日company maはここ新百合ケ丘を拠点にその活動を始動します。

company ma 劇団「間」主宰・大谷 賢治郎









人形劇団クラルテ 人形芝居「有頂天家族」

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先日、我らが旗揚げしたカンパニー、company ma / 劇団「間」の第1回公演「雨ニモ負ケズ」の幕を無事閉じることが出来ました。皆様のお力添えに心より感謝致します。引き続き、皆様のご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い致します。
http://company-ma.com/archives/1508

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さて・・・。創造の旅は続きます。来週、大阪にて人形芝居「有頂天家族」の幕が上がります。

昨日大阪に戻り、劇場入り。明かりを作り、最後の舞台稽古を今日終えました。いい感じでドタバタしてます!ついさっきまでメールにてやりとりしていた青柳拓次による珠玉!の音楽も出揃い、舞台美術と照明も出来上がり、いよいよです。関西方面にお住まいの方、是非劇場に足を運んでくださいませ。それ以外の地域の方は、新幹線、飛行機、車、船、自転車などでお越しください。お待ちしております。























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演出ノート・大谷 賢治郎

森見登美彦氏によるこの作品は壮大な大河ドラマである。しかし主役は人間ではない。狸である。複雑な人間関係?が絡み合う大河ドラマを描くのになぜ狸を主人公に選んだのか。それはきっと人間で描いてしまうと「こそばい」からだと僕は思う。人間は誰しもが何かしらのコンプレックスを抱えている。そんな登場人物たち?がこの物語には登場してくる。その彼らをなぜ狸にしたのか。それは人間でないが故に、直面すべく共感出来る部分を客観的に捉えられるからではなかろうか。つまりはやはり、そのまま人間でやると「こそばい」のだ。そして、もし、この作品を人間の俳優を使ってやるとそれもまた「こそばい」ような気がする。人間に化けた狸を人間がそのまま演じては「こそばい」コンプレックスを演劇で表現するのは、これまた然り「こそばい」のだ。だからこそ、そこに人形劇の魅力もまたあるのではなかろうか。人間にはできない可能性を人形は秘めている。人形であれば、どんなマジックを使わなくても空を飛ぶことも出来れば、瞬時に変身することも出来、人がやってしまっては「こちょばい」ことも堂々と出来る。なぜならそれが人形劇のマジックだから。そして狸であるからこそそうであるように、人形であるからこそ、人間の本質が見えてくるのではないだろうかと思っている。狸と人形の力をお借りして創る、これは人間ドラマである。



















人形劇団クラルテ 第112回公演
人形芝居「有頂天家族」

原作:森見 登美彦(幻冬舎文庫)
演出:大谷 賢治郎(company ma)

脚色:宮本 敦
人形・舞台美術:永島 梨枝子

音楽:青柳 拓次

特殊効果:松原 康弘
照明:永山 康英(永山舞台照明)
音響:茨木 新平
舞台監督:梶原 唱太
演出助手:奥洞 昇
制作:古賀恵子 

【キャスト】
西村和子 高平和子 三木孝信 永島梨枝子 奥村佳子 鶴巻靖子 
松原康弘 梶川唱太 宮本敦 竹内佑子 荒木千尋 日高拍

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大阪府立こども文化センター 
10月2日(金)14:00/19:00
10月3日(土)14:00/18:30
10月4日(日)14:00

新神戸オリエンタル劇場
10月17日(土)14:00

京都府立文化芸術会館
11月13日(金)19:00
11月14日(土)13:00

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入場料(全席指定・消費税込)
前売:一般 3,500円 25歳以下/65歳以上 2,500円(当日:各500円増)

チケット申込 http://www.clarte-net.co.jp/uchoten-ticket.html

劇団による特設ページ:http://uchoten-kazoku.tumblr.com






「ねこはしる」桐朋学園芸術短期大学芸術科49期ミュージカルコース試演会

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いやいや、またもやご無沙汰しちゃっております。クラルテの人形芝居「有頂天家族」も京都にて無事終え、劇団銅鑼の「ハンナのかばん」のワークショップの中国地方の旅も終え、はたまたアシテジ国際児童青少年舞台芸術協会の会議のため、初ノルウェー(極寒!)にも出張し、東京国立博物館にて縄文人、弥生人、そして古墳時代の人とともに「トーハク劇場へようこそ」を行い、そしてそして今はなんと、大学生と共にミュージカルを作っております。

僕が今教えている桐朋学園芸術短大にて、ミュージカルコースの2年生と共に。

出演者ひとりひとりの命がキラキラと輝いております。

席数150の親密な小劇場の空間にての無料公演です。
19歳、20歳の若きアーティストが「いのち」と向き合っています。

是非。

桐朋学園芸術短期大学芸術科演劇専攻2年(49期)
ミュージカルコース試演会
『ねこはしる』   

演出 大谷賢治郎
原作 工藤直子(童話屋)  
脚色 ふじたあさや

11月28日(土) ホタル組 開演14:30 / グミの木組 開演18:00
        29日(日) グミの木組 開演13:00 / ホタル組 開演17:00

桐朋学園芸術短期大学小劇場 〒182-8510 東京都調布市若葉町1-41-1

【入場無料/全席自由】
※開場は開演30分前に行います。


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冬に生まれた子ねこのラン
むれの中でも一番小さく、動きもノロマな子ねこのラン
むれのみんなから見えないところで、今日もひとりで狩りの練習
水を飲もうと近づいた池で、魚と仲良くなっていくランはやがて苦しい選択を迫られ……

一匹の子猫の成長と、魚と猫の奇妙な友情、そして二匹を見守る大自然を人間の私たちが全力で演じます。


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STAFF
演出大谷賢治郎
原作工藤直子(童話屋)
脚色ふじたあさや
音楽西村勝行
音響坂口野花(TEO)
照明鷲崎淳一郎(Lighting Union)
美術鈴木健介
振付大谷恵理子(company ma)
歌唱指導信太美奈
衣装大谷恵理子(company ma),大谷賢治郎
振付アシスタント片山千穂
歌唱アシスタント松岡夏未
フィジカルトレーナー原田亮(company ma)
ピアノ演奏山田由起子
制作藤田 ゆみ

★学生運営によるBLOG: http://ameblo.jp/49musical/ 
                                TWITTER :@49musical


2016年 あけましておめでとうございます。

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皆さん、新年明けましておめでとうございます。

昨年中は大変お世話になりました。大病をしたりと激しい一年となりましたが、皆さんの支えのおかげで素晴らしい一年となりました。心から感謝いたします。

そして、今年2016年はさらに素晴らしい一年となりますよう、皆さんと一緒に前進させていただければと思っております!!

2015年
1月 児演協「ベイビースペース 」巡演















3月 合同会社田事務所設立

   

















   劇団わが町公演「ザ・チェーホフ」
   劇団野ばら公演「アリスのくれた不思議な時間」



















   Vagabontic Battle Night
      哲学ドラマ・べてるの家(北海道浦河市)
4月 桐朋学園芸術短期大学非常勤講師就任
   オトコトバ with 曽我大穂



















   アシテジ会議 in ベルリン















5月 company ma OFF THEATRE















7月 青年劇場「動員挿話」「骸骨の舞跳」















   入院・手術 



















8月 ミュージカルワークショップ


































9月 劇団銅鑼「ハンナのかばん」文化庁・中国地方巡回ワークショップ
   company ma旗揚げ公演「雨ニモ負ケズ」















10月 人形劇団クラルテ人形芝居「有頂天家族」

   











   東京国立博物館「トーハク劇場へようこそ」













11月 桐朋学園芸術短期大学第49期ミュージカルコース試演会「ねこはしる」













12月 アシテジ・児演協「Next Generation Asia in Tokyo」













2016年
1月 児演協「作品創造ワークショップ」
   児演協「旅する学校」
2月 芸術公社 マパ・テアトロ「廃墟の証言」 
3月 劇団わが町「わが町溝の口」
   劇団たんぽぽ「いのちのまつり」
4月~ 東京国立博物館「トーハク劇場へようこそ」
   company ma OFF THEATRE(予定)
5月~ 青年劇場「臨界幻想2011」首都圏巡演
   company ma 「アリスのくれた不思議な時間」北海道・九州巡演
7月 アシテジ会議 in バーミンガム
   児演協「ベイビースペース 」巡演
8月 ミュージカルワークショップ
9月 劇団銅鑼「あやなす」セルビア・クロアチア公演(予定)
10月~ company ma 「アリスのくれた不思議な時間」北海道・九州巡演
11月 劇団銅鑼「ハンナのかばん」文化庁・四国地方/兵庫巡回ワークショップ
12月 company ma 新作
   アシテジ・児演協「Next Generation Asia in Tokyo」



はい、今年も突っ走ります。
よろしくお願いいたします!!!




ある小学生の作文「十年後家族にしてあげたいこと」

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「楽しい仕事というのは、ミュージカルかん係の仕事です。
なぜかと言うと、お母さんの友達が、いろいろなミュージカルを作っていて、そのミュージカルを見ると、なぜかとてもうれしくて楽しい気持ちになるからです。だれかをそういう気持ちにさせる仕事がしてみたいです。」

彼女のお母さんから連絡が来て、学校の発表で、「読み終えた後にお友達からの質問タイムで『今まで見た中で一番よかったミュージカルは何ですか?』と聞かれ『大学生がやった、ねこはしるです』と答えてました。」そうです。

この仕事をやっていて本当によかったと思える瞬間です。
「糧」であり、「励み」であります。

ありがとう。


【芸術公社】廃墟の証言

劇団わが町「わが町・溝の口」

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あれよあれよと思う間に今年もすでに3月、残すところあと9ヶ月。

人生の月日を感じさせる市民劇団のよる「わが町」。

劇団の旗揚げから4年。あの時幼稚園児だった子は小学生に、大学に入ったばかりの学生は卒業、そして人生の大先輩たちは年々若返っていく…。

ホームグラウンド、川崎市アートセンターにて本日より日曜日まで、お待ちいたしております。

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劇団わが町「わが町・溝の口」
公演日時2016年3月10日(木)~13日(日)

10日(木) 19:00開演(ゆり組)
11日(金) 19:00開演(さくら組)
12日(土) 14:00開演(さくら組)/18:00開演(ゆり組)
13日(日) 13:00開演(ゆり組)/17:00開演(さくら組)
※開場は開演の30分前。

【スタッフ】
原作=ソーントン・ワイルダー/翻案=長岡輝子
演出=ふじたあさや/美術=池田ともゆき
衣裳=坂本真彩/照明=坂本義美
音楽=藤原 豊/音響=山北史朗
振付=坂東冨起子/舞台監督=野口岳大
演出補=大谷賢治郎(company ma)
演出助手=古舘一也、原田 亮(company ma)
宣伝美術:中村圭介・吉田昌平(ナカムラグラフ)

主催=川崎市アートセンター
後援=NPO法人しんゆり・芸術のまちづくり
協力=NPO法人高津区文化協会
助成=平成27年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
企画・制作=川崎市アートセンター/NPO法人KAWASAKIアーツ

【出演】※50音順
●ゆり組
上村健太郎、高取良典、中平朝恵、夏堀妙子、羽賀拓郎、萩原みどり、森山蓉子、山下優里、山田スミ子、山田誠浩

●さくら組
上田明彦、梅澤賢一、圓崎弥生、大野倫子、田中優香、橋迫千明、平井陽菜、松崎朝子、村瀬真秀子、山田睦実

●共通
秋山敏佑樹、圓崎大和、大野好之、奥野氾子、小山雲母、小松 祥、近藤明子、酒井みな実、酒井優月、品田芙季、鈴木明博、田中千恵美、田辺佐保子、坪井 翔、萩坂心一、日野順子、藤村明史、牧野克己、松澤亜美、村上マヤ子、柳瀬健太郎

<客演>
古舘一也、原田 亮(company ma)

【料金】
一般 2,500円/小学生以下 1,000円(全席指定・税込)

※3歳以上のお客様はチケットをご購入下さい。
※小学生以下のチケットは窓口販売のみとなります。
※車椅子でご来場のお客様は当日のスムーズなご案内の為、チケット購入後、事前に川崎市アートセンターまでご連絡をお願いします。

【取扱い】川崎市アートセンター
●窓口販売 9:00-19:30(毎月第二月曜除く)
●電話予約 044-959-2255(9:00-19:30 土日祝・毎月第2月曜を除く)
●WEB    チケット購入はこちらから
作品について『わが町―溝の口』は、長岡輝子さんの翻案、演出により、昭和51年2月、多摩芸術学園(現・多摩美術大学)の卒業公演として川崎市立高津区民ホールで初演。
ソーントン・ワイルダーの名作『わが町』にある普遍的な「日々の生活のすばらしさ」を、川崎の風土、明治と言う時代背景に丁寧に置き換えることで、自分たちの生活を自分たちの言葉で語る『わが町―溝の口』を完成させました。
40年の時を経て、市民劇団・劇団わが町が川崎市の財産ともいうべき『わが町?溝の口』に出会い、私たちの『わが町』をさらに知る旅を始めます。
劇団わが町とは2012年6月に生まれた新しいゆるやかな
劇団です。劇団員は地域住民の方々、総勢約50数名。年齢制限はなく、現在7~77歳までのメンバーが所属しています。しんゆりシアターのラインナップの一翼を担い、長期的に様々な創造活動を行なっていきます。
http://our-town.jp/

お問合せ 川崎市アートセンター 044-955-0107







劇団たんぽぽ 70周年公演「いのちのまつり」

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たんぽぽ。
逞しく咲く花。
逞しく生きるために、子孫を残す手段として自分の種を綿毛で飛ばすたんぽぽ。

その花の名前の劇団が浜松にあります。

戦後すぐに子どもたちのために演劇を見せようと、
戦後まもなくパスポートを取得して沖縄の子どもたちに演劇を見せようと。

劇団たんぽぽ70周年公演「いのちのまつり」。

子どもがいる人は子連れで、自分が未だ子どもの人は自分を連れて。かつて子どもだった大人も自分を連れて。

静岡でお待ちしております。

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劇団たんぽぽ「いのちのまつり」

原作/草場 一壽「いのちのまつり」(サンマーク出版 絵/平安座資尚) 
脚色/久野 由美・松下 哲子 
監修/ふじた あさや  
演出/大谷 賢治郎

3月24日(木)浜松市浜北文化センター 18:30開演
3月25日(金)浜松市福祉交流センター 18:30開演
3月26日(土)清水文化会館マリナート 18:00開演
3月27日(日)三島市民文化会館    14:30開演

前売:1500円 当日:2000円 (4歳以上有料)

劇団ホームページ http://www.gekidan-tanpopo.com/ 
チケットぴあでも発売中。(Pコード449-233)

音楽/遠山裕 美術/池田ともゆき 
振付/酒井麻也子 照明/坂本義美
音響/山北史郎 衣装/坂本真彩 
人形演出/つげくわえ 制作/上保節子     



   
 

劇団劇作家「劇読み」出演します!

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久々に人前に出る側に回ります。劇作家・篠原久美子さんのお誘いで、劇作家だけの劇団、その名もそのまま劇団劇作家のリーディングに参加します。厳選された劇作家による厳選された戯曲を読む、「戯曲のデパート:劇読み!」。僕は東京たつみさんの作品、「本人不在殺人事件」に刑事役として参加します。演出は文学座の森さゆ里さん。偶然にも先日僕が桐朋で演出した作品「ねこはしる」を昭和音大で今度演出するとか。不思議な縁を感じます。

演出作品が続く中、久しぶりの出演。稽古から楽しませてもらってます。面白い本ですよ!

ぜひ遊びに来てくださいませ。ませ。

5月4日(水・祝)16:00~ 5月8日(日)13:00~ 
劇場:SPACE雑遊 チケット料金:2,000円

『本人不在殺人事件』東京たつみ 

殺人事件が起きたのに、主役の俺は置いてけぼり。
3月の雨上がりの朝、男が死体で見つかった。目撃者もいなければ凶器も見つかっていない。それどころか無能な刑事ばかりのせいで捜査がろくに行われない。スローな捜査にやきもきする被害者だったが、事件は当事者本人の予想だにしない展開をみせていく。

演出 森さゆ里(文学座)
出演 枝元萌、大谷賢治郎、大橋隆一郎、小笠原游大、岡野大生、篠原祐哉、難波真奈美、西原純、西村俊彦、服部容子、藤田直美



劇場・SPACE雑遊:http://www.zatsuyu.com

チケットは下記サイトからご予約くださいまし。小さい空間での人気シリーズなので、ご予約はお早めに!



熊本への救援物資:協力の呼びかけ

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僕の友人のミュージシャンたちが動いています。

そのうちの一人、Double Famousのトランペッターで鹿児島出身の坂口修一郎からの情報をここでシェアさせてください。

ご協力できそうな方は、よろしくお願いいたします!

以下転送:


いま鹿児島にいるんだけど、熊本で去年Double Famousを熊本に呼んでくれたGREEN NOTEの錦戸くんのところも地震でかなりやられてしまって、彼らもいま避難所生活がはじまってます。

東日本の時に比べると今回は規模は小さいかなと思っていたんだけど、震源が熊本市という大きな街の近くだったこともあって、ライフラインが酷いことになり物資が届かず陸の孤島化してしまってます。

ゆくゆくはお金も必要になるんだけど、今の熊本市内はお金があってもものが買えない状態。クロネコや佐川も熊本には送る荷物の受け入れを制限してたりするので、とにかく救援物資をと思って鹿児島で物資をかき集めて直接車で持って行ってきました。あと数日〜1週間くらいで物流は徐々に改善はすると思うけれど、被災生活が始まってからのここ数日で、水も飲めない避難所が続出しているということを今日(4月17日)熊本に行って知りました。

特に幼児が水も飲めないのはかなり厳しい。

東京から水を送るのは大変なのでそれは必要ないけど、こちらにはポリタンクとか哺乳瓶
も入手出来なくなってしまっている状況もある。

九州では空路で鹿児島だけが地震の影響も少なく通常で動いているので、鹿児島の拠点に支援物資などを送ってもらえれば僕らのルートで熊本の錦戸くん達が責任を持って避難所で生活をはじめた人たちに届けます。少しでもいいので子供グッズなど、備蓄しているものを分けてもらうのでも構いません。

下の住所に送ってもらえれば、僕らのボランティアが確実に届けるのでもし少し余裕があれば送ってください。熊本には今直接送ることはできないんだけど、鹿児島だったら郵送もまだ大丈夫みたいなので。

送ってくれたらその時に写真なんかも撮ってメールかなんかで送ってもらえれば、彼らもすごく勇気づけられると思うのでいっしょに送ってくれさい。

送付先

〒892-0842
鹿児島県鹿児島市 東千石町3-41
キャパルボホール
熊本震災支援物資係 宛て
TEL 099-227-0337

内容物は一度開封してから仕分けますが、中に何が入っているかは大まかに書いておいてもらえると助かります。



喜ばれるモノリストーーーーーーーーーー
紙オムツ(大人も子供も)
ミルク
ウェットティッシュ
トイレットペーパー
テッシュ
生理用品(女性用)

紙皿、紙コップ、割り箸

缶詰
ふりかけ

ポリタンク
ガスボンベ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

では。
無理のない範囲でもし出来そうだったら。

坂口

(引用終わり)

ということで、今坂口とも電話で話したのですが、熊本市内が本当に大変なようです。
必要なもの、物量など今後変わっていくものと思われますし、送るタイミングも今後限られてくることが予想されますが、ひとまずは現時点での情報として共有させてください。

ごぶさたです。

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あれよあれよと言う間に9月になってしまいました。この一つ前のブログを見ると、4月となってる。熊本の地震について。自分としてはまだ昨日のことのようにも思える一方、色々なことが風化されていく時の流れの早さをも感じ、ここらでしっかり、いやさらりと振り返ろうと。

4月:
今年も桐朋芸術短大で教えています。僕の受け持つ授業は2年生の必修の「ダイアローグ(対話)」という名の演技のクラス。最終的には対話劇(二人芝居)の発表に持っていくのですが、「社会との対話」「アーティストとしての自分との対話」「観客との対話」をテーマに半年かけて色々なことをやっています。生徒たちが創作して発表する作品も実も面白く、自ら発信する機会を与えられた若者の素晴らしさに毎週感動しています。





今年もトーハク劇場やってます。今年はレパートリーにして、季節ごとにやっていこうと。4月、8月、12月。東京国立博物館で普段は聞くことのない、子どもたちの笑い声が響き渡っています。






5月:
ゴールデンウィークには劇団劇作家による「劇読み!」というリーディングに参加。テンポの速い、コメディーに刑事役で出演。演出家・森さゆ里との出会いでした。




そして、青年劇場「臨海幻想2011」の再演。

5月末には、我がcompany maの初海外公演がありました!

昨年9月に旗揚げ公演として上演した「雨ニモ負ケズ」を持って、オーストリアのホルンで開催された国際演劇フェスティバル、 Szene Bunte Wähneに参加しました。

そのフェスのホームページはこちら:

劇団の旗揚げ公演が海外のフェスに招聘されるとは思ってもいなかったので、行った翌日に仕込み、その翌日に2公演、そしてウィーンで1日過ごしての帰国という超弾丸ツアーではありましたが、劇団にとっても僕にとっても素晴らしい経験でした。













6月:
帰国後、うちのカンパニーの原田亮が書き、昨年3月に初演した劇団野ばらとの共同創造作品「アリスがくれた不思議な時間」の学校公演がスタート。これもうちのカンパニーにとっては初体験の旅公演。茅ヶ崎と九州の公立小学校を巡演しました。これを皮切りに8月末には北海道を巡演し、11月には再び九州に向かいます。






そして6月末からアシテジ国際児童青少年演劇協会のフェスティバルと会議のため、イギリス・バーミンガムへ、途中ベルギーのゲントに寄って、行ってまいりました。

ベルギーのゲントに寄ったのは、コペルギエトリーという劇団に訪問するため。これまでに訪れたヨーロッパの国際児童青少年演劇フェスで、必ずと言っていいほど、一番面白い作品は彼らの作品だったということばかりで。
今後、何か一緒に活動できたら!という思いを伝えに、劇団の人と色々と打ち合わせをしてきました。






また、ベルギーと言えばマグリット。美術館サイコーでした。。。






バーミンガムでは、会議と観劇の毎日。観た作品がすべて良かった。というフェスは今回が初めてでした。やはり英国は演劇の国だなとつくづく思いました。またロンドンに演劇留学している息子にも再会。それにEU離脱の落胆とヨーロッパカップの盛り上がりも加わり、非常に濃い日々でした。





7月:
昨年、セルビアから来日した赤ちゃん向けの作品「ベイビースペース」の日本版を創り、代々木の「かぞくのアトリエ」などで上演いたしました。僕も作品で使われる音楽のための詩を書き、朗読(録音)で参加しました。





そして、スティルウォーター主催による須賀川市市民交流センター準備企画、オトとコトバのワークショップ、「オトコトバヅクリ」のために、音楽家・青柳 拓次と福島県の須賀川市へ。将来的に継続できるワークショップ活動の雛形をしっかりと築き上げられた内容だったと自負できるほど、とても充実したワークショップでした。参加者全員の歌声で奏でる音楽、「あの日」をテーマに参加者全員の言葉を織り交ぜて参加者一人一人が紡ぎ上げた詩とその朗読。とても感動的でした。

スティルウォーターによる詳細終了リポートはこちら:
http://www.stillwaterworks.jp/workshop/2016/06/-vol04.html









そして(以外の接続詞が思いつかず)、日本演出者協会主催によるフォーラムシアターのワークショップに通訳として参加。フォーラムシアターは被抑圧者のための演劇と呼ばれているもの。僕の解釈は、社会に変革を起こすための、その社会に生きる人々のための演劇。僕の友人でもある、ボリビア出身のヤルマーがファシリテート。彼曰くフォーラムシアターは「社会的に抑圧された人のための演劇。観客も参加する演劇。主役が失敗する演劇。」非常に面白い、ふか〜いワークショップでした。



怒濤の日々はまだまだ続き、このワークショップの直後に、児童演劇について語り合うセミナーにパネリストの一人として招待され、アルゼンチン・ブエノスアイレスに弾丸ツアー。行きと帰りにそれぞれ約30時間!かけて、滞在は3泊!「観る演劇、参加する演劇、教育としての演劇」をテーマに南米人に囲まれ、いや紛れ、プレゼンしてきました。





8月:
8月頭は毎年恒例のミュージカルワークショップ。今年も小学1年から大人までの40名の参加者と共に、ミュージカル「ねこはしる」を一週間で作り上げました。4年間続けてきた、心揺さぶられるこの仕事。終了後、来年から体制が変わるとの通告。ということで、ひとまず今年で最後でした。有終の美、飾れてれば。。。











お盆が過ぎて間もなく、アシテジのアジア会議というのがあり、単身スリランカへ。2018年に東京で開催予定のアジア国際児童青少年演劇フェスティバル、2020年に東京にて開催予定のアシテジ世界大会のプレゼンや、自分の劇団のプレゼンをしてきました。すっかり溶け込んでました。笑








8月末、「非戦を選ぶ演劇人の会」のリーディングに初参加。濃い面子に囲まれてきました!


9月23日:
そして、今僕はこれをセルビアに向かう途中のモスクワの空港で書いています。
2012年に劇団銅鑼と震災をテーマに作ったコトバを使わない芝居、「あやなす」を持って、セルビア、クロアチア6都市のツアーに向かってます。




行ってきます!












ごぶさたです。

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あれよあれよと言う間に9月になってしまいました。この一つ前のブログを見ると、4月となってる。熊本の地震について。自分としてはまだ昨日のことのようにも思える一方、色々なことが風化されていく時の流れの早さをも感じ、ここらでしっかり、いやさらりと振り返ろうと。

4月:
今年も桐朋芸術短大で教えています。僕の受け持つ授業は2年生の必修の「ダイアローグ(対話)」という名の演技のクラス。最終的には対話劇(二人芝居)の発表に持っていくのですが、「社会との対話」「アーティストとしての自分との対話」「観客との対話」をテーマに半年かけて色々なことをやっています。生徒たちが創作して発表する作品も実も面白く、自ら発信する機会を与えられた若者の素晴らしさに毎週感動しています。





今年もトーハク劇場やってます。今年はレパートリーにして、季節ごとにやっていこうと。4月、8月、12月。東京国立博物館で普段は聞くことのない、子どもたちの笑い声が響き渡っています。






5月:
ゴールデンウィークには劇団劇作家による「劇読み!」というリーディングに参加。テンポの速い、コメディーに刑事役で出演。演出家・森さゆ里との出会いでした。




そして、青年劇場「臨海幻想2011」の再演。

5月末には、我がcompany maの初海外公演がありました!

昨年9月に旗揚げ公演として上演した「雨ニモ負ケズ」を持って、オーストリアのホルンで開催された国際演劇フェスティバル、 Szene Bunte Wähneに参加しました。

そのフェスのホームページはこちら:

劇団の旗揚げ公演が海外のフェスに招聘されるとは思ってもいなかったので、行った翌日に仕込み、その翌日に2公演、そしてウィーンで1日過ごしての帰国という超弾丸ツアーではありましたが、劇団にとっても僕にとっても素晴らしい経験でした。













6月:
帰国後、うちのカンパニーの原田亮が書き、昨年3月に初演した劇団野ばらとの共同創造作品「アリスがくれた不思議な時間」の学校公演がスタート。これもうちのカンパニーにとっては初体験の旅公演。茅ヶ崎と九州の公立小学校を巡演しました。これを皮切りに8月末には北海道を巡演し、11月には再び九州に向かいます。






そして6月末からアシテジ国際児童青少年演劇協会のフェスティバルと会議のため、イギリス・バーミンガムへ、途中ベルギーのゲントに寄って、行ってまいりました。

ベルギーのゲントに寄ったのは、コペルギエトリーという劇団に訪問するため。これまでに訪れたヨーロッパの国際児童青少年演劇フェスで、必ずと言っていいほど、一番面白い作品は彼らの作品だったということばかりで。
今後、何か一緒に活動できたら!という思いを伝えに、劇団の人と色々と打ち合わせをしてきました。






また、ベルギーと言えばマグリット。美術館サイコーでした。。。






バーミンガムでは、会議と観劇の毎日。観た作品がすべて良かった。というフェスは今回が初めてでした。やはり英国は演劇の国だなとつくづく思いました。またロンドンに演劇留学している息子にも再会。それにEU離脱の落胆とヨーロッパカップの盛り上がりも加わり、非常に濃い日々でした。





7月:
昨年、セルビアから来日した赤ちゃん向けの作品「ベイビースペース」の日本版を創り、代々木の「かぞくのアトリエ」などで上演いたしました。僕も作品で使われる音楽のための詩を書き、朗読(録音)で参加しました。





そして、スティルウォーター主催による須賀川市市民交流センター準備企画、オトとコトバのワークショップ、「オトコトバヅクリ」のために、音楽家・青柳 拓次と福島県の須賀川市へ。将来的に継続できるワークショップ活動の雛形をしっかりと築き上げられた内容だったと自負できるほど、とても充実したワークショップでした。参加者全員の歌声で奏でる音楽、「あの日」をテーマに参加者全員の言葉を織り交ぜて参加者一人一人が紡ぎ上げた詩とその朗読。とても感動的でした。

スティルウォーターによる詳細終了リポートはこちら:
http://www.stillwaterworks.jp/workshop/2016/06/-vol04.html









そして(以外の接続詞が思いつかず)、日本演出者協会主催によるフォーラムシアターのワークショップに通訳として参加。フォーラムシアターは被抑圧者のための演劇と呼ばれているもの。僕の解釈は、社会に変革を起こすための、その社会に生きる人々のための演劇。僕の友人でもある、ボリビア出身のヤルマーがファシリテート。彼曰くフォーラムシアターは「社会的に抑圧された人のための演劇。観客も参加する演劇。主役が失敗する演劇。」非常に面白い、ふか〜いワークショップでした。



怒濤の日々はまだまだ続き、このワークショップの直後に、児童演劇について語り合うセミナーにパネリストの一人として招待され、アルゼンチン・ブエノスアイレスに弾丸ツアー。行きと帰りにそれぞれ約30時間!かけて、滞在は3泊!「観る演劇、参加する演劇、教育としての演劇」をテーマに南米人に囲まれ、いや紛れ、プレゼンしてきました。





8月:
8月頭は毎年恒例のミュージカルワークショップ。今年も小学1年から大人までの40名の参加者と共に、ミュージカル「ねこはしる」を一週間で作り上げました。4年間続けてきた、心揺さぶられるこの仕事。終了後、来年から体制が変わるとの通告。ということで、ひとまず今年で最後でした。有終の美、飾れてれば。。。











お盆が過ぎて間もなく、アシテジのアジア会議というのがあり、単身スリランカへ。2018年に東京で開催予定のアジア国際児童青少年演劇フェスティバル、2020年に東京にて開催予定のアシテジ世界大会のプレゼンや、自分の劇団のプレゼンをしてきました。すっかり溶け込んでました。笑








8月末、「非戦を選ぶ演劇人の会」のリーディングに初参加。濃い面子に囲まれてきました!


9月:

親子で演劇と哲学をするというワークショップを小平市で開催。
4〜6歳の子どもたちとその親御さんと。子どもたちが感情を体現し、それを自分になりにコトバにしてみる。

素晴らしい時間でした。



9月23日:
そして、今僕はこれをセルビアに向かう途中のモスクワの空港で書いています。
2012年に劇団銅鑼と震災をテーマに作ったコトバを使わない芝居、「あやなす」を持って、セルビア、クロアチア6都市のツアーに向かってます。




行ってきます!













company ma 第2回公演「ふたつのつばさ」、いよいよ今週末に上演!

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あれよあれよと言う間に今年ももう12月。気づけば、我らがカンパニー「間」の第2回公演が明後日!と言う次第。えー、皆さま如何お過ごしでしょうか。
師走のこんな忙しい時に!と思われる方もチラホラいらっしゃるかとは思いますが、今回上演する、「ふたつのつばさ」。手前味噌ながら、とっても良い作品なんです。3年前、茅ヶ崎の公立小学校が特別支援学級を開始するにあたり、是非オリエンテーションになるような演劇的な活動をしてくれないかと言う、ある意味、解釈自由!な相談を受け、ならば作品を作ろうと言うことになり、アメリカで児童演劇をやっている友人に相談、アン・ネグリという若い学校教師による素晴らしい戯曲を確かインドの国際会議の席で紹介してもらい、仲間を集め、その小学校の体育館で大雨の中、上演した作品で、カンパニーの立ち上げのきっかけになった作品でもあります。それを今回、是非劇場でやろうと言うことになり、カンパニーメンバーの他に、中学からの同級であるミュージシャン、青柳拓次を始め、素晴らしいキャスト・スタッフが集結し、company ma第2回公演として上演する運びになりました。誇りを持って言います、今集まり得る最高のメンバーが揃いました。そのメンバーとともに、子どもと大人に一緒に観て欲しい作品「ふたつのつばさ」を上演致します。どんな作品か、あまり書きすぎるとネタバレになってしまい、皆さんの想像力を奪うことになりますので、ここでは控えますが、「人と違うとはどういうことか」「家族とは何か」を問いかける、現在の日本に生きる一人一人に観て欲しい作品です。東京大学で公開稽古をするという、稀有な経験を経て、満を持しての本邦初劇場上演です。チケットはまだあります。皆さまのお越しをお待ちいたしております。
チケット予約は直接僕に連絡していただくか、カンパニーのウェブサイト、company-ma.com から申し込みくださいませ。



company ma 第2回公演「ふたつのつばさ」

作 アン・ネグリ
演出・美術・翻訳 大谷 賢治郎
音楽・演奏 青柳 拓次


日程:
2016年12月10日(土)13:00 / 17:00・11日(日)11:00 / 15:00

劇場:
川崎市アートセンター アルテリオ小劇場
〒215-0004 神奈川県川崎市麻生区万福寺6-7-1
小田急線新百合ケ丘駅北口徒歩3分(新宿より小田急快速急行にて23分)
TEL 044-955-0107
http://kawasaki-ac.jp

チケット料金:
一般 3,500円 大学生・2,500円 中高生・2,000円 小学生・1,000円 
未就学児以下無料 当日500円増(全席自由・税込)

スタッフ:
照明 鷲崎 淳一郎
音響 坂口 野花
舞台監督 清水 義幸
制作 田事務所
宣伝美術 八木 克人
主催 NPO法人KAWASAKIアーツ
提携 川崎市アートセンター
協力 UTCP東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属 共生のための国際哲学研究センター、劇団銅鑼

キャスト:
大谷 恵理子、原田 亮、森山 蓉子、庄崎 真知子(劇団銅鑼)、土井 真波(劇団銅鑼)

company ma 劇団「間」
http://company-ma.com
info@company-ma.com
facebook  https://www.facebook.com/company-ma-850510488355054/
twitter @companyma225
instagram  company225






青年劇場公演「原理日本」演出します。

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おっと、新年の挨拶をと思っている間にもう2月になっちまいました。早いもので今年も残すところあと11ヶ月。気づいたらもう正月!なんてことになりかねませぬ。
今年に入りまして演出作品が3本続きます、と言った見出しで書こうと思っていたブログ、既にそのうちの1本を無事終えました、という事後報告に切り替えつつ、久しぶりに投稿させていただきます。

15年以上続く日韓演劇交流センターによるイベント、韓国現代戯曲リーディングにこの度光栄にも演出として関わらせていただきました。僕が演出したのはチャン・ウジェ氏による「アメリカの怒れる父」。韓国や日本を題材にしていない戯曲がこのイベントで紹介されたのは初めてのことだったそうです。この戯曲は2004年5月にイスラム武装勢力によって斬首されたアメリカ兵、ニック・バーグの事件、そして彼の父親である、マイケル・バーグが英国の戦争阻止連合宛に書いた「一通の手紙」をモチーフにアメリカを舞台にした作品でした。稽古中にアメリカではトランプ政権が誕生、様々な差別政策が打ち出され、戯曲の内容と今のアメリカの姿が恐ろしいほどに重なっていき、胸が張り裂ける思いで本番を迎え、悶々と無事に終えました。



















そして、2月本番の青年劇場公演「原理日本」、3月本番の劇団銅鑼公演「彼の町〜チェーホフ短篇集」にシフトを切り替え、取り組んでいる次第であります。「彼の町」についてはまた改めて触れるとして、まずは「原理日本」!!

























黒澤明監督作品、「わが青春に悔いなし」「悪い奴ほどよく眠る」そして「天国と地獄」の脚本を手掛けた劇作家・久板栄二郎が、日本が戦争に向かっていく姿を実在の人物たちを通して映し出す、1970年に俳優座に書き下ろした渾身の戯曲、「原理日本」。

「神ながらの道」と神の名のもとに国粋主義を唱える登場人物たちの姿は、現在の世界、すなわちキリスト原理主義を利用するアメリカ政権、イスラム原理主義者、そして「国家神道」を唱える日本の政権の姿のようで、まさに今の日本で上演すべく作品との出会い。

しかししかし、1970年に俳優座で上演されて以来、今日まで一度も上演されていないこの作品、正直、最初劇団から話をもらった時、戯曲を読んで挑戦状を突きつけられた思いでした。しかしこの挑戦状は絶対に今の日本に共有されるべく課題を与えてくれると思い、すこぶるやりがいのある悪戦苦闘の毎日を稽古場で過ごしています。

音楽は今回も盟友・青柳拓次。

是非是非、新宿御苑にある青年劇場のスタジオに観に来ていただきたい。

青年劇場 小劇場企画No.21
「原理日本」

作・久板栄二郎
演出・大谷賢治郎

2017年2月17日(金)~26日(日)


2月
17
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25
26
14:00
19:00
-


劇場・青年劇場スタジオ結 東京都新宿区新宿2-9-20 メトロ丸ノ内線新宿御苑前駅徒歩2分
料金・(一般4,500円のところ)関係者割引4,200円 (僕に連絡を!)
   U30(30歳以下)3,000円

美術・池田ともゆき 照明・鷲崎淳一郎 
音楽・青柳拓次 音響効果・坂口野花
衣裳・宮岡増枝 フィジカルトレーナー&演出助手・原田亮 
ドラマトゥルク・広戸聡 宣伝美術・八木克人 
舞台監督・松橋秀幸 製作・福島明夫 製作助手・広瀬公乃

出演:
杉本光弘 島本真治 奥原義之 浦吉ゆか 大山秋 
矢野貴大 安田遼平 傍島ひとみ 沼田朋樹

『あのときなぜ 日本は戦争に向かっていったのか』
戦争への道は、言論の排斥で作られていった!
今、必要なのは論理でも、理屈でもない!神ながらの道、国体明徴!
国粋主義を説き、「原理日本」を主宰する猿田彦市。京大の滝川教授、東大の美濃部達吉博士弾劾の急先鋒に立ち、世論の支持を受けた彼に近づく政治家、軍部、財界。彼らの支えが、猿田を増長させ、さらにその舌鋒は鋭さを増していくのだが・・・・。

1970年、久板栄二郎氏が劇団俳優座に書き下ろし、蓑田胸喜をモデルに戦後につながる狂信的国家主義者の姿を描き出した問題作が、憲法論議の高まる今、甦る!

来られる方、ご連絡お待ちしております!!





青年劇場「原理日本」開幕に向けて:「古を稽(かんが)え、今に照らす」

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「稽古」とは本来、「いにしえを考える」ことだそうである。中国の書経にある言葉で、日本では古事記に「照今」という言葉と共に使われている。つまりは「稽古照今」、過去に思いを巡らせ、今に照らし合わせて考えることとして使われていた言葉なのだろう。
  今我々が演劇に於いて「稽古」していることはまさにこういうことなのだろうとつくづく思う。「原理日本」は黒澤明や木下恵介の映画のシナリオを多く手掛けた久板栄二郎氏が1970年に俳優座に書き下ろした、日本の戦前から戦後を描いた戯曲である。きっと1970年の日本を検証するために戦争前後の日本を振り返ったのであろう。ところが、である。2017年にこの戯曲に取り組む僕らは、この戯曲が恐ろしくも日本の未来を描いていることに気づかされているのだ。「今に照らす」どころか未来を照らしているのである。
  きっと我々が今最もすべきこと、それは文化や世代を超えて、社会、観客、そして芸術家である自身や同志との、足の引っ張りあいではない建設的な対話を通して、「未来への想像力」をしっかりと養うことだと思う。歴史に学ばない為政者が世界を動かし、恐ろしい未来を築いていく、それはもはや仮定でも仮想でもないのだ。

青年劇場「原理日本」、明日開幕します。

チケットがあるのは17日19時、18日19時、21日19時、23日19時、25日19時の回のみ。

劇場にてお待ちしております。


青年劇場 小劇場企画No.21
「原理日本」

作・久板栄二郎
演出・大谷賢治郎

2017年2月17日(金)~26日(日)

劇場・青年劇場スタジオ結 東京都新宿区新宿2-9-20 メトロ丸ノ内線新宿御苑前駅徒歩2分
料金・(一般4,500円のところ)関係者割引4,200円 (僕に連絡を!)
   U30(30歳以下)3,000円

美術・池田ともゆき 照明・鷲崎淳一郎 
音楽・青柳拓次 音響効果・坂口野花
衣裳・宮岡増枝 フィジカルトレーナー&演出助手・原田亮 
ドラマトゥルク・広戸聡 宣伝美術・八木克人 
舞台監督・松橋秀幸 製作・福島明夫 製作助手・広瀬公乃

出演:
杉本光弘 島本真治 奥原義之 浦吉ゆか 大山秋 
矢野貴大 安田遼平 傍島ひとみ 沼田朋樹


夢の実現:劇団銅鑼公演「彼の町:チェーホフ短編集より」

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ついに念願叶う日が近づいてきた。

約25年前、サンフランシスコの大学で演劇を学んでいた頃、チェーホフが大好きな先生がいて、その情熱から僕もチェーホフを漁るように読んだ。勿論英語で。大学では白人だらけのキャストの中、唯一の日本人留学生として「三人姉妹」に出演し、演出の授業で半年かけてチェーホフ短篇集の舞台化に取り組んだ。その時以来、いつか大人になった時にもしも演劇を生業にして生きているようであれば、チェーホフの短篇を演出したいと夢見ていた。

約5年前、震災後の家族をテーマに言葉にならない言葉を探すために、あえて言葉を使わない無言劇「あやなす」を劇団銅鑼の有志らと創造した。それを観た銅鑼の創始者で名優、鈴木瑞穂氏が「チェーホフ的でした」と手紙をくれた。僕は間髪入れることなく僭越にも「一緒にチェーホフの短篇集をやりませんか?」と返事した。瑞穂さんも、彼が44歳の時にチェーホフ役で出演した劇団民藝公演「想い出のチェーホフ」以来、いつか短篇集をやりたいと夢見ていたそうで、「是非実現させましょう!」と返答をいただいた。


(写真:宮川舞子)

ついにその幕が3月15日、六本木の俳優座劇場にて開く。

劇団銅鑼創立45周年、おいらも生誕45周年。そして鈴木瑞穂氏は倍の生誕90周年!!

音楽はすべて山田由起子によるチャイコフスキーのピアノ生演奏。美術・池田ともゆき、衣装・坂本真彩、照明・鷲崎淳一郎、音響・坂口野花、そしてフィジカル・原田亮はいつもお世話になっている僕の座組の最強の布陣。そして、脚本は今回初タッグを組ませていただいた青木豪。

泣いても笑ってもたったの6回公演のみ。
劇場にて皆さんのお越しをお待ちしております。

詳細は劇団ホームページをご覧ください:
http://www.gekidandora.com/titles/kanomachi/


劇団銅鑼創立45周年記念公演
「彼の町」− チェーホフ短編集より

作/青木豪 演出/大谷賢治郎

2017年3月15日(水)~3月20日(月祝)
六本木・俳優座劇場 〒106-0032 東京都港区六本木4-9-2 TEL:03-3470-2880
都営地下鉄大江戸線「六本木駅」6出口すぐ
東京メトロ日比谷線「六本木駅」4a出口 徒歩1分



3.15水 19:00
3.16木 19:00
3.17金 14:00
3.18土 15:00
3.19日 14:00
3.20月 14:00



staff
美術・池田ともゆき 照明・鷲崎淳一郎 音響・坂口野花
衣裳・坂本真彩 音楽/ピアノ演奏・山田由起子 振付・原田亮
舞台監督・稲葉対介 演出助手・宮藤希望 舞台監督助手・村松眞衣
バリアフリーサービス・鯨エマ 宣伝美術・山口拓三(GAROWA GRAPHICO)
制作チーフ・小関直人 制作サブ・田辺素子 平野真弓 佐久博美

cast
鈴木瑞穂(オフィス・ODA/団友)館野元彦 三田直門 佐藤響子
竹内奈緒子 井上太 向暁子 真原孝幸 川邊史也 齋藤千裕
山田由起子(ピアノ演奏)

【チケット料金】全席指定席/消費税込 一般/5,000円 25歳以下/3,000円
障がい者手帳をお持ちの方・・・ご本人/4,500円 25歳以下/2,700円
               付添人(お一人のみ)1,000円

 視覚障がい者のための音声ガイドサービスあり 
  日程 17(金)18日(土)19(日)20(月・祝)【要予約】
☆視覚障がい者向け舞台説明会あり 日程 18(土)14:00~【要予約】
♪アフタートーク 16(木)終演後 青木豪(作家)×大谷賢治郎(演出家)
              進行役 徳永京子(演劇ジャーナリスト)
 聴覚障がい者の方には事前に台本の貸出をします。また、当日簡単な台本(お助け本)を希望者にお渡しします。チケット予約の際、お申し込みください。
申込先 e-mail info@gekidandora.com【全公演/要予約】
音響体感システム付公演 3月18日(土)15時開演の部 10席限定

体感音響システムとは・・・
振動装置が組み込まれたポーチとザブトンクッションで構成されており、
これらのシステムを使用すると、振動が身体に伝わり、聴覚障がいをお持ちの方(補聴器を使っている難聴、または中途失聴の方)も、ヘッドフォンや磁気ループからの音と一緒に全身で音楽を楽しむ事ができます。生まれつき耳の聞こえないろうの方は、振動によってのみ音楽を楽しむことができます。
また音量や振動の大きさはお手元のリモコンで調節できるので、ご自分の聴力に合わせてお使いいただけます。

パイオニア株式会社HP http://pioneer.jp/corp/society/contribution/music/karadadekikou/system/
 
■開場は開演の30分前
■開演時間に遅れますと指定のお席にご案内できない場合がございます。予めご了承下さい。
■当日のキャンセルはお受けできません。
■未就学児のご入場・お車でのご来場はご遠慮ください。
チケット取扱い

●劇団銅鑼/TEL 03-3937-1101(平日10:00−18:00)
       e-mail : info@gekidandora.com 
                 URL http://www.gekidandora.com
●こりっち PC https://ticket.corich.jp/apply/78509/
      mobile phone http://ticket.corich.jp/ apply/78509/
●チケットぴあ /0570−02−9999(Pコード 445−003)
●e+ (イープラス) http://eplus.jp/(パソコン・携帯)




劇団わが町公演「恐れを知らぬ27人の劇作家?と49人の俳優たち」

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川崎市に住む小学生、中学生、10代や20代の若者、そして様々な世代の大人たちが現代の日本をテーマに書き下ろした約30の短編戯曲を彼ら自ら演じるという試み。

目から鱗どころではありません。どの作品も堂々と世界に誇れるものばかりです。

劇団わが町公演「恐れを知らぬ27人の劇作家?と49人の俳優たち」

明日川崎市アートセンターアルテリオ小劇場にて開演致します。


劇団わが町 第6回公演「恐れを知らぬ27人の劇作家?と49人の俳優たち」

“みんなで書いた、わたしたちの“今” “今”を見つめる目が わたしたちの“明日”をつくる”

2017年3月10日(金)~12日(日)
川崎市アートセンターアルテリオ小劇場

10日(金) 19:00
11日(土) 14:00/18:00
12日(日) 13:00/17:00
※開場は開演の30分前。

【料金】一般 2,500円/学生(小学生~高校生)1,000円 ●全席指定・税込


新年のご挨拶~2017年のふりかえりと2018年の予定

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あけましておめでとうございます。

大変大変ご無沙汰いたしております。
もはやブログを書くたびの常套句です・・・。

昨年末に1年間を振り返り、新年あたまにこれからの1年をブログにと思っていたのですが、気づいたら七草粥も成人の日も終わり・・・。

でも挫けません。自分のための備忘録も含め、したためてみようと思う次第です。

遅ればせながら、昨年中も色々な方にお世話になりました。おかげさまでとても濃い、今思えば走馬燈のような1年でした。

1
日韓演劇交流センターによる韓国現代戯曲リーディング「アメリカの怒れる父」を演出。座・高円寺にて。


2
青年劇場「原理日本」を演出。黒澤明監督の映画作品の脚本を手掛けた久板栄二郎による戯曲。


3
劇団銅鑼「彼の町」を演出。チェーホフの短篇から青木豪氏が脚本に。5年前から日本最高齢の舞台俳優・鈴木瑞穂氏と温めてきた企画が実現。






市民劇団わが町「恐れを知らぬ27人の劇作家?と49人の俳優たち」の上演。


4
スリランカの国際児童青少年演劇フェスティバルに来賓として招聘。



劇団たんぽぽ「いのちのまつり」演出。2016年に演出した作品を再構成。


演劇ユニット・オンナナの新作に向けてのワークショップが始動。
桐朋芸術短期大学の授業がスタート。

5
人形劇団クラルテの新作「トクン・トクン〜いのちの旅」に向けての創造ワークショップを開始。
アシテジ国際児童青少年舞台芸術協会の世界大会のため南アフリカ・ケープタウンへ。2020年の世界大会開催地に東京が立候補。そのプレゼンスピーチを行い、ほぼ満場一致で東京に決まる。





6~8
クラルテの稽古で大阪と東京を往復する日々。



9
市民劇団「わが町」による「クリスマス・キャロル」の稽古がスタート。
クラルテ「トクン・トクン〜いのちの旅」の試演会。観てもらった子どもたちからアイデアをもらうというプロセス。
名古屋で俳優養成のためのワークショップ。

10
劇団銅鑼「ハンナのかばん」文化庁事業のワークショップで、京都、富山、福井、石川へ。



11
アシテジの世界理事に選ばれてから初めての理事会でイタリア・マントヴァへ。




12
宝塚ソリオホールにて「トクン・トクン〜いのちの旅」初演。




劇団わが町「クリスマス・キャロル」を上演。


芸団協(日本芸能実演家団体協議会)主催の「全国の子どもたちへ芸術体験を届けるために」のモデレーターを務める。
そしてオンナナ「かさぶた」の稽古を開始。台本のないところからの作品づくり、大晦日まで稽古!



という1年でした。

我らがcompany maは原田亮作・演出による「小さな家」が始動。また夏に沖縄で行われるりっかりっか国際児童青少年演劇フェスティバルになぜか全員が何かしらの形で関わり(作品の出演だったり、通訳だったり、シンポジウムの進行だったり)沖縄で集合!しました。



いやいや、てんこ盛りの1年で、既に遠い昔の記憶のようでもあり、ついこないだの記憶のようであるもあるような濃〜い1年でした。

そして、今年は!!

まずは1月末、東京国立博物館にて「トーハク劇場へようこそ」の新作を発表します。展示室を過去に生きた人々が案内するという演劇的な博物館ツアー。今回はなんと聖徳太子と小野妹子、そしてお釈迦様の御母堂・摩耶夫人が法隆寺宝物館を案内いたします。
http://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=4&id=9405

そして2月。老舗新劇劇団(青年座、文学座、俳優座、円、テアトルエコー)の30代の女優たちが立ち上げた演劇ユニットOn7(オンナナ)の第4回公演「かさぶた」の構成・演出を致します。台本のないところから稽古の中で作品を作って行く、ディバイジング・シアターという手法をとり、「かさぶた」をテーマに女優7人と物語を紡いでいます。詳細は改めて投稿します。
http://onnana.com

2月の後半にはアジア児童青少年舞台芸術フェスティバルを開催します。おいらはそのプログラム・ディレクターを務めております。アジアから10作品、国内からは85作品が参加。また僕が3年間取り組んできた、アジアのアーティストたちによる作品創造プロジェクト「ネクスト・ジェネレーション・アジア」もその集大成として作品を上演致します。
http://tyafes-japan.com

3月。company maの第3回公演「wonder」を上演。今回は原田亮の作・演出で、僕は監修にまわり、しかもどうも出演もするようです・・・。
http://company-ma.com/archives/2736


4月からはこれまで非常勤講師を務めてきた桐朋芸術短期大学にて特任教員になり、さらに多様な授業をやらせてもらうこととなりました!

7月には青年劇場で日本の近代古典シリーズ第三弾と題して高田保=作「宣伝」の演出を致します。
http://www.seinengekijo.co.jp/s/2018repa.html#senden

8月。アシテジ・アーティスティック・ギャザリングで北京へ。

9月。 company maの新作を発表します。仮のタイトルですが「かばんの中の記憶」。僕が構成・演出を手掛けます。
そして、予定ではチリに行くことに。タブーをテーマにしたワークショップを行うことになっております。

10月は毎年恒例の文化庁事業・劇団銅鑼「ハンナのかばん」ワークショップの地方巡業へ。記憶が正しければ、なんと今年で8年目となります!

あと、まだはっきりとは言えないのですが、共同創造作品が二つ計画されており、ひとつはドイツ・ブラジルと、もう一つはクロアチアとで、今年のどこかできっと行くことになるかなぁと。またセルビアでアシテジ「ネクストジェネレーション」のワークショップという話もあるのですが、現在スケジュールを調整中という次第です。

さあ、今年も突っ走ってまいります。が、しっかり休む!というのも今年の目標の一つでもあります。仕事ではない旅行をするぞ!!

てなわけで今年もよろしくお願い致します!!















On7第4回公演「かさぶた」公演のお知らせ

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老舗の新劇劇団、青年座、俳優座、文学座、演劇集団円、そしてテアトル・エコーに所属する30代の女優たちによる演劇ユニット、On7(オンナナ)。この度、彼女たちの第4回公演の構成・演出をさせていただいております。

これまでに劇団銅鑼の「あやなす」や自ら主宰するcompany maの旗揚げ公演「雨ニモ負ケズ」で行なってきた、台本のないところからの作品づくりに彼女たちと挑戦しています。

身体表現と少しの言葉によるパフォーマンス。音楽は朋友・青柳拓次。生演奏の日もありますよ。
是非観にいらしてくださいませ。

チケットご予約の方は僕に連絡してくださるか、こちらからご予約お願いします:



以下公演の詳細です:

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第4回公演
かさぶた
構成/演出:大谷賢治郎(company ma)
2018年2月 3日(土)~2月11日(日)
下北沢 小劇場B1


演劇の新たな可能性を求めた、本作は、戯曲から出発するのではなく俳優と演出家が共にゼロから作品を創り上げるディバイジングシアター!
約1年間のワークショップ期間を経てアイディアを出し合い紡ぎ出す、自らの身体と言葉が持つ可能性を突き詰めたパフォーマンスです。
この作品は台詞を用いた会話劇ではありません。台詞に頼らず身体で語ることの豊かさを追求した、ダンスやいわゆる演劇の枠を越えた、革新的で繊細な舞台を目指しています。

今公演では、身体表現から構築されるフィジカルシアターの手法を使った、言葉を越え想像力を刺激する作品作りに定評がある劇団 company ma主宰の大谷賢治郎氏を迎え、言葉・声・身体が縦横無尽に躍動する、エネルギッシュでエモーショナルな新感覚の舞台をお送りします。


◼出演
小暮智美(青年座)尾身美詞(青年座)安藤 瞳(青年座)
保 亜美(俳優座)吉田久美(演劇集団円)
宮山知衣(テアトル・エコー放送映画部) 以上On7

今回サポート:渋谷はるか(On7/文学座)

◼公演日程
2018年2月3日(土)~2月11日(日)

3日(土) 19:00 ☆

4日(日) 14:00 ☆
5日(月) 19:30 ☆
6日(火) 14:00 ★
7日(水) 19:30
8日(木) 19:30
9日(金) 19:00 ♪
10日(土) 14:00 / 19:00
11日(日) 13:00 / 17:30

☆前半割

★アフタートークあり
♪生演奏Special Night


※受付開始は開演の40分前、開場は開演の30分前です。

◼チケット料金【税込】※全席自由席
一般 前売:3500円 当日:3800円
大学生・専門学生以下:2000円(要学生証提示)
☆前半割:2900円
♪生演奏Special Night:4000円
本公演の音楽を作曲した青柳氏による、一夜限りの生演奏day!終演後アフタートークあり

◼チケット発売日
2017年12月9日(土)12:00~

◼チケット取り扱い
https://www.quartet-online.net/ticket/kasabuta


◼お問い合わせ
080-4804-0077 担当/小野(10:00~20:00)
on7onnana@yahoo.co.jp



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